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2010年9月 8日 (水)

大阪と神戸でオートバックスカーズ査定検査技術強化研修を開催 2010年09月01日~

    *  日時:2010年09月01日~2010年09月02日
    * 地域:関西
    * 天候:
          o 1日目:大阪府吹田市 晴れ
          o 2日目:兵庫県神戸市 晴れ

    * コース:オートバックスカーズ査定検査技術強化研修

    * 目的
          o 修復歴摘出率の向上により『見落としによる損失』の軽減を目指す。
          o 査定検査技術の精度向上により、自信を身につけ積極的に商談に取り組めるようになる。
          o 評価点精度向上による査定金額の精度向上
    * 内容:
          o IES(検査エキスパートシステム)による査定の目的の再認識
          o IES査定の現状把握
          o 日常査定の振り返り
          o 検査5つのポイントの再確認
          o 自動車車体骨格部の交換・変形・修正の検査姿勢の再確認
          o 中古自動車の内外装のキズのダメージ定義と検査姿勢の再確認
          o 諸元入力について、事例を元に入力方法を再確認
          o 査定検査総合実車実習
          o 効果測定
          o 実車解説

    * 講師名:里鍋康史

◆受講者は自動車販売とIES査定経験者

今回の研修に参加された方々は、新車、中古車の販売を中心に実績をつくっている方々でした。販売を中心にとはいえ、下取り車の査定も自身で行ないますし、また、お乗換えを検討されていらっしゃるお客様と出会うきっかけに、買取も重要なきっかけになります。下取り車の査定金額が適正でなければ、自動車販売チャンスを逃してしまうこともありますし、本来得られるべき利益を失ってしまうこともあります。それ以上に、考えなければならないことは、下取り車の修復歴を見落としてしまうことによって、お客様がその担当者や販売店から中古車の購入をやめてしまうこともあります。これは、私自身も販売経験の際、下取り車の修復歴を見落とししたときに体験していますが「事故を見落とすスタッフのオススメする車は信用できない」と言われたことがあります。
前置きは長くなりましたが、今回の受講者の方々は、修復歴の見落としによる損失だけではなく、修復歴の見落としによるお客様からの信用の失墜を防ぐことも目的として研修に臨んでおりました。

◆査定技術を強化する研修、とはいえ

本研修の特徴は、単純に量をおいかける研修でないことは、これまでもお伝えしてまいりました。査定業務を学ぶ上で、より効率良く効果的に学習するために【考え方】【知識】【技術】【行動】 の4つの角度から、何が足りていて、何が不足しているかを明確化し、不足している部分や必要な部分を重点的に補足していくことに、私の行う査定研修では優先順位を高くおいています。
スポーツは、メンタルとフィジカルのバランスがあって初めてテクニカル面を向上させることができます。ルールの理解やルールを守るモラル、集中力や試合に勝つという目的や熱意と、そのスポーツに対応できる体力と筋力をつけながら、テクニカル面の向上に勤しむことによって技術が向上し、それらのバランスによって実力を身につけ試合に勝てるようになるのでしょう。

Photo 検査も同様に「なぜ適正な車輌状態の把握が必要なのか」といった考え方や「どのような状態が修復歴に該当するのか」「どのような状態なら部品交換しているのか」「修復歴を見落とすとどれだけの損失につながるのか」といった知識があって初めて、修復歴などの瑕疵の適正な摘出をしなければならないという使命が生まれ、実車実習に興味を持ち真剣に取り組み技術の向上に勤しみ、9月とはいえ、残暑厳しい最中、汗だくになりながらも、しなければならない行動に積極的に取り組むようになるといえます。

【このカタチのライフは、ここにウィークポイントがあります。】Photo_3
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◆研修ですべての問題解決ができるわけではありません

研修は、集中して学ぶべきことを学び気付きを得る場所といえますが、ここですべてのことを学び身につけることができるわけではありません。スポーツで【試合に勝つ】ためには、試合をしなければ、勝つことはできません。勝ち癖を身につけるためには、試合の環境や場のプレッシャに慣れる必要もあると言えます。日々、メンタル面とフィジカル面とテクニカル面をバランスよく向上させながら常に勝つための準備をし、試合に出場し続けることが大切だと学びました。また、自信は勝つことによって身につき、試合で力を発揮するための自信は、日々のトレーニングによって身につくとも学びました。
研修はあくまでも、実践に向けた準備の場所です。いざ、知識も技術もないまま査定に取り組んでも、自信もない、判断もできない、修復歴かどうかも判定できない、IESというシステムの使用方法もわからない、では、仕事になりません。
事件が現場で起こっているように、査定業務も実践は現場でしか体験できません。査定スキルは、お客様の大切にお乗りのお車を実際に査定してこそ、技術の向上につながります。お客様の財産とも言える大切なお車を丁寧にかつ冷静に、客観的に適正な車輌状態を判定することを続けることにより、実力となり自信が生まれます。
研修の場は、そのための準備の場といえます。そこには、問題解決できることもありますが、現場でしか起こらない問題は現場でしか解決できません。しかし研修の場では、その問題解決のヒントを提供しています。そのヒントを活かし現場で実践を重ね、問題解決し実力を身につけるための準備の場所、それが研修の場のひとつの側面とも言えるでしょう。20100902__3





☆ 本レポートは、オートバックスカーズ様より許可をいただきまして、企業名、システム名などを明記させていただきました。ご許可をいただきましてありがとう ございます。

あらためましてお礼を申し上げます。 
里鍋 康史 拝
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Posted by ジャッジメント on 9月 8, 2010 学問・資格査定研修検査研修修復歴関西中古車販売店車買取専門店日本車基礎知識実車実習技能習得効果測定 |