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2010年9月27日 (月)

名古屋と岐阜でオートバックスカーズ査定検査技術強化研修を開催 2010年09月16日~

    *  日時:2010年09月16日~2010年09月17日
    * 地域:中部
    * 天候:
          o 1日目:愛知県名古屋市 雨
          o 2日目:岐阜県羽島市 晴れ

    * コース:オートバックスカーズ 査定検査技術強化研修

    * 目的及び主な内容については、最後に記載しています。

    * 講師名:里鍋康史

◆今回の受講者は

今回の研修の受講者は、これまでの複数の修復歴車の見落としに起因する再認識を目的とする方だけでなく、日常業務での査定検査業務への不安の解消を目的として、自信を身につけるために研修に参加された方もおりました。

◆判断する目はもっていますがそれでも見落とすのは何故!?
査定経験者で修復歴の見落としをする方の多くは、外板パネルの交換や骨格部位の交換、修正、変形などの状態の把握をすることのできる判断力を持っている方がほどんどですが、一人で査定をすると修復歴を見落としてしまう方がおります。一生懸命、査定検査業務に取り組んでいても見落としは発生します。
それは、一生懸命に思い切りゴルフクラブを振っても、基礎がしっかり身につけ、ボールと飛ばしたい方向を確実に見て打たなければ、まっすぐに飛ばすことはできないでしょう。できたとしても毎回安定していなければそれは、偶然であって実力ではないと捉えることができます。
検査も同様に、わかりやすい修復歴は発見することができますが、軽微な損傷や丁寧な修理の車両は、しっかりと検査の原則に従い、衝撃波及の考えに基づき取り組まなければ、偶然の発見以外の修復歴の摘出は難しいものだと言えます。

◆大切なことは

研修を受講することによって、一定の意識と技術の向上が可能ですが、それを継続的に維持し向上させるためには、環境がとても大切な要素となります。受講者は、研修を受講する前の不安な心境から、学んだことによって自信がついた心境になります。
しかしながら、業務の中での査定検査は、「値付けの根拠」としても、とてもとても大切で重要な要素ではあるものの、業務においてはひとつの作業に過ぎないとも言えるものです。ですので、業務全体のほんの一部分に自身がついたとしても、いままでの店舗環境に戻れば再び、それまでの日常に戻ってしまう可能性があります。

研修受講後にとても大切な事は、その手に入れたスキルは、本人の意識だけではなく、環境全体で意識し、見守り、成果結びつけることが大切な事だと私は考えています。

◆研修で学んだことを継続するために
研修受講の後にこのブログを読んでくださっている研修受講者の上司がいらっしゃいましたら是非行っていただきたいことがあります。
どちらで受講された研修でも構いません。研修から帰ってきたスタッフに、学んだことや気づいたことを質問してください。成果を上げることを目的に、学んでいるスタッフに、興味を持っていることを「質問」することによって伝えてください。そして、毎日でも毎週でも、その日、その週の成果を質問してください。その受講者の研修受講後の行動に興味を持っていますということが伝わるようにコミュニケーションをとってください。

継続するためには、本人の努力にプラスして、周りの協力が必要です。何のために継続するのかと言えば、それは、成果・結果を出すためです。つまり、研修にかけたお金と時間を有効に活かすための管理として、日々の振り返りとかかわりが、効果と効率を高め、成果・結果に結びつくと言えます。
そしてそれが、スタッフひとりひとりの業務への不安を相談することができるようになるきっかけともなり、業務への自信へとつながります。

もちろん、その「かかわり」や「質問」の【質】によっても成果や結果やスタッフの自信の度合いは変わります。指導者が指導を目的に接する上で「何を目的にその質問をするのか」「どのような成果を求めてそのようなかかわり方をするのか」ということも十分に考慮して目的を持って接することが重要であることは言うまでもありません。

【修復歴の摘出精度を向上することによって、見落としの軽減を目指す】という目的を果たすための研修にかけたお金と時間を有効に活かすため、受講者本人と共に効率よく求める成果を出すための環境構築は重要な要素のひとつになります。

◆結果につながる査定検査研修を重視
この研修では、受講者は研修を受講する前の不安な心境から、学んだことによって自信がついた心境になります。そして、判定スキルも向上します。これは、研修内の効果測定結果からも、過去の査定検査特訓研修ならびにこの査定検査技術強化研修の受講者の修復歴摘出率ならびに評価点合致率の向上により明らかになっています。
私たちは、単開催の研修もおこなっておりますが、継続した受講管理もおこなっておりますので、求める成果と目的に向かって、一丸となって結果にこだわり研修を実施しています。


* 目的及び主な内容

    * 目的
          o 修復歴摘出率の向上により『見落としによる損失』の軽減を目指す。
          o 査定検査技術の精度向上により、自信を身につけ積極的に商談に取り組めるようになる。
          o 評価点精度向上による査定金額の精度向上
    * 内容:
          o IES(検査エキスパートシステム)による査定の目的の再認識
          o IES査定の現状把握
          o 日常査定の振り返り
          o 検査5つのポイントの再確認
          o 自動車車体骨格部の交換・変形・修正の検査姿勢の再確認
          o 中古自動車の内外装のキズのダメージ定義と検査姿勢の再確認
          o 諸元入力について、事例を元に入力方法を再確認
          o 査定検査総合実車実習
          o 効果測定
          o 実車解説


☆ 本レポートは、オートバックスカーズ様より許可をいただきまして、企業名、システム名などを明記させていただきました。ご許可をいただきましてありがとう ございます。

あらためましてお礼を申し上げます。 
里鍋 康史 拝
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Posted by ジャッジメント on 9月 27, 2010 学問・資格査定研修検査研修修復歴関東関西新車ディーラー中古車販売店車買取専門店輸入車販売専門店国産車ディーラー輸入車ディーラー日本車未経験者初心者基礎知識実車実習技能習得効果測定 |